ドライブレコーダーで浮気の証拠って録れるの?
ドライブレコーダーの証拠を隠滅されない方法って?
どんなドライブレコーダーを選べばいいの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
元大手探偵事務所相談員のコマが解説します。
【ドライブレコーダー】そこには意外と多くの「秘密」が隠されていることをご存知でしょうか?
浮気を確かめる方法として、ドライブレコーダーは有効な手段です。
でも、悪用されれば浮気の証拠隠蔽をする道具にもなってしまう…。
この記事の前半では「ドライブレコーダーで証拠を抑える方法」「怪しまれないドライブレコーダーの設置の勧め方」を解説しつつ、
後半では「ドライブレコーダーの浮気の証拠隠滅を見破る方法」「証拠隠滅への対策」を具体的に解説します。
さまざまな角度からの情報を提供していきますので、最後までお付き合いください。
コマ
元大手探偵事務所
夫婦カウンセラー
- voicyパーソナリティ
- 現役当時【年間200件】以上の案件を担当
- のべ担当案件1,000件以上
- インスタグラムフォロワー87,000人以上
- インスタグラム上で5,000件以上の相談
- 間違いない探偵事務所選びをお手伝い
目次
ドライブレコーダーで浮気の証拠を抑える方法
ドライブレコーダーは車の事故時や、近年増加している「あおり運転」対策に欠かせない車載アイテムとして注目されていますが、その役割は事故や犯罪の証拠撮影だけではありません。
それは、パートナーが浮気をしているのかどうか? それらを探り出す手段でもあります。
まずはドライブレコーダーの機能を利用する事で浮気の証拠を抑える方法をご紹介します。
浮気相手との車内の映像
ドライブレコーダーは前方や後方だけでなく、車内の映像までも記録することが可能な製品も存在します。
本来のメリットとしては、【事故時の安全運転の証明】や【家族や友人、恋人との楽しいドライブの様子】を記録として残すことが出来る。と言ったところかな?
ただそれは逆に、車内を記録することでパートナーが誰かと車に乗っている様子、その相手との会話の内容、ドライブの行き先など、浮気の証拠となる様々な情報を得ることができるという事です。
この場合は盗撮・盗聴という事に当てはまらないので、非常に強い証拠と言えますね。
wifi対応モデルで消える前に確認
ドライブレコーダーの常時録画機能での録画内容は、容量を超えた部分から自動的に削除されていきます。
そうすると、いかに録画が消えてしまう前に内容を確認するかが大事になってきますよね?
そこでwifi接続機能を搭載しているタイプであれば、従来必要であったSDカードを抜いてPCで中身を確認することや、小さな画面で確認する必要もありません。
ドラレコにwifi接続し専用のアプリから直接映像を確認したり、ダウンロードすることも可能です。
そうすれば証拠隠滅することも出来ません。
最強は通信型ドライブレコーダー
最新の通信型のドライブレコーダーであれば、有料のサービスを利用することで遠隔地にいながらドライブレコーダーに保存されている動画を確認、ダウンロードすることも可能になってきています。
本来はトラックの運転手さんや高齢者、初心者の運転を見守る意図のサービスですが、浮気旅行やドライブデートの証拠を抑えたり、それらを抑止する為に最も効果的なサービスでもあります。
怪しまれないドライブレコーダーの設置の勧め方
ここまでドライブレコーダーで収集できる証拠や、その証拠隠滅についてもお話してきましたが、まずはなにわともあれドライブレコーダーを設置しないことにはどうしようもありませんね。
次はパートナーに疑われずにドライブレコーダーの設置を促す方法を学びましょう。
煽り運転への対策としてすすめる
最近ではニュースでも取り上げられることが多い煽り運転。
我々一般ドライバーにとって、非常に怖いもの一つです。
この煽り運転に対し、ドライブレコーダーは有効な対策となるでしょう。
なぜなら、ドライブレコーダーがあれば、煽り運転を行った相手の姿や、ナンバープレート、行った行動すべてを証拠として記録することが出来るからです。
これらの映像は、万が一の事態に備えて、警察や裁判所に提出し、あなたの安全運転を証明する証拠にもなるます。
また、相手にドライブレコーダーの存在を訴えれば、素行の改善を促す効果も期待できます。
こちらが本来のドライブレコーダーの役目でもありますので、「あおり運転とかも怖いし、ドライブレコーダー付けよう」と設置を勧める方法は一番自然だと考えられますね!
不意な事故の証拠の為にすすめる
もちろん不意な事故の証拠としての役割もはたしてくれます。
例えば交通事故の場合、自身が被害者であっても相手との話し合いが難航したり、具体的な事故状況が分からず責任の所在がハッキリしない問題もありますよね。
そんな時、ドライブレコーダーがあれば、事故発生時の様子を映像や音声で保存しているため、具体的な事故の状況を正確に伝え、早期解決へのきっかけを作ることができるので、こちらも自然な理由ですね。
当て逃げ対策にもなるよ等とすすめる
また、当て逃げという問題も切っても切れない関連性があります。
出先の駐車場や自宅前で止めていた自分の車が突然、傷ついていたり、変形していたらとてもショックですよね。
しかしそんな時でも、駐車監視機能付きドライブレコーダーがあれば十分な証拠を手に入れることができます。
車に対して衝撃(ドアパンチや当て逃げ、さらには車上荒らしなど)を検知すると前後10秒ほどの映像が自動で録画保存され、事故を起こした車のナンバーや、車種、相手の挙動などを記録することが可能です。
ドライブレコーダーから浮気の証拠隠滅を見破る方法
前半でお話した様に、ドライブレコーダーから浮気の証拠を抑えることは可能です。
しかし、一方ではその証拠もドライブレコーダーを操作することで隠滅が可能となってしまいます。
では一体、どうやって浮気の証拠隠滅を見破ることが出来るのでしょうか。
これからその見抜き方について詳しく解説していきます。
1. 映像や音声が不自然に消されている
まず一つ目の証拠隠滅の可能性があるのが、ドライブレコーダーの映像や音声が不自然に消されているというケースです。
映像や音声が突如として映像が途切れたり、音声が無音になっている箇所がある場合、それは浮気の証拠を隠そうとした痕跡かもしれません。
特に、その時間帯にパートナーが不在だった場合や、理由もなく車を使って外出していた場合には注意が必要です。
2. 録画・録音の設定が変えられている
次に、証拠隠滅の手段として、ドライブレコーダーの録画や録音に関する設定が勝手に変えられていることもあります。
例えば、
- 高画質・高音質で録画・録音していた設定を、わざと低画質・低音質に変えて人物の特定を困難にする
- 【常時録画モード】から【イベント録画モード】(事故発生時などに録画を開始するモード)に変更されている。
- 一定時間ごとに自動でデータが消える設定
などの様にする事で、証拠を残さないようにするケースもあります。
3. SDカードが容量の小さな物に変えられている
さらに、SDカードが容量の小さなものに変えられている場合も、証拠隠滅の可能性があります。
大容量のSDカードを使用していれば長時間の録画・録音が可能で、浮気の証拠を捉えることも可能です。
しかし、意図的に小さい容量のSDカードにすることで、録画・録音できる時間を短くし、証拠が消えていく可能性が高まるのです。
SDカードの容量 | およその録画・録音可能時間 |
---|---|
8GB | 30分~1時間 |
16GB | 1時間~2時間 |
32GB | 2時間~4時間 |
64GB | 4時間~8時間 |
128GB | 8時間~14時間 |
以上の様にSDカードの容量が大きくなれば録画時間が長くなるため、意図的に容量の小さなカードに変える事で、浮気の証拠映像が残りずらくなりますよね。
SDカードが容量の小さな物に変えられいないか、注意が必要です。
こういった設定の変更などの痕跡はパートナーの浮気の証拠にはなりませんが、疑いが深まるポイントですよね?
ではここからはドライブレコーダーの証拠隠滅への対処法をお話します
証拠隠滅への対処法
浮気旅行の疑いがある際に、それを証明するために重要となるドライブレコーダーに残された録画の証拠です。
でも偽装や隠滅をされてしまっては元も子もありませんよね?
冒頭に話した通り、証拠隠滅の手口には不自然な映像の削除や録画設定の変更、SDカードの容量を小さくするなど、簡単な設定変更で可能なのも事実です。
では諦めるのか?
いいえ、そのような証拠隠滅の手口に対抗する方法があります。
具体的には、車内にボイスレコーダーを設置したり、GPSを設置するなどの手段が考えられます。
また、プロの浮気調査専門家である探偵に依頼することで、より確実な証拠集めが可能になります。
車内にボイスレコーダーを設置する
ボイスレコーダーを車内に設置するのは、証拠隠滅対策の一つとなります。
ドライブレコーダーだけでなく、ボイスレコーダーを用いると、車内での会話を録音することができます。
これにより、ドライブレコーダーへの証拠隠滅についての音声も記録出来るかもしれません。
もちろん証拠隠滅の音声は何の罪にもなりませんが、ここで大事なことは2重の罠ということです。
ドライブレコーダーへの警戒が解けることで、慎重さが欠け、大胆な発言をするかもしれません。
不貞行為を裏付けるような音声であれば十分に有効な証拠となります。
ただし注意点としては、プライバシーの侵害に当たる可能性もあるため、取り扱いには慎重さが必要です。
適切な範囲での使用となるよう、専門的な知識を持つ浮気調査の専門家に相談することをおすすめします。
車内にGPSを設置する
車内にGPSを設置することも、証拠隠滅への有効な対策でしょう。
GPSを活用することで、対象者の動きをリアルタイムで把握することができます。
不自然な場所での停車や、頻繁に訪れる場所など、証拠となり得る情報を手に入れることが可能になります。
GPSは小型であり、目立たずに設置することができます。
ただし、取り付ける車が夫婦の共有財産であることが条件です。
浮気相手の車に取り付けることは違法になりますので絶対にやめましょう。
こちらも適切な使用方法について浮気調査の専門家に相談することが重要です。
浮気調査のプロに依頼する
以上のような対策はレコーダーやGPSが見つかってしまった場合に大きなリスクがありますね。
激怒して、より夫婦関係が壊れてしまうかもしれませんし、逆にあえて逆手に取ってアリバイ作りに利用されるかもしれません。
そういったリスクを減らすためにも、浮気調査のプロに依頼することも一つでしょう。
浮気の証拠収集に関する専門的な知識や技術を持っていますので、証拠隠滅に備えた対応などを考えてくれますし、より確実な結果が期待できます。
まとめ|結局ドライブレコーダーは
浮気の証拠収集に役立つのか?
ドライブレコーダーの証拠力とは
故意に不貞行為を盗撮することはプライバシーの侵害や軽犯罪にあたりますが、ドライブレコーダーの記録は偶然に浮気行為を捉えた映像となるため、法律上の問題はありません。
ドライブレコーダーは通常、運転者がその機能を認識しており、たとえ認識が不十分であっても反社会的・プライバシー侵害と言い難いため、証拠とされる映像や音声には、その状況を正確に捉えた物であれば、法廷で証拠として採用される可能性があります
しかし、その逆に映像や音声が不鮮明であったり、状況がはっきりと伝わらないものであったりした場合、証拠として認められないケースもあるので、出来るだけ高画質・高音質で録画できる物を設置しましょう。
ドライブレコーダーによる浮気防止効果
ドライブレコーダーは本来、交通事故の証拠収集や犯罪防止のための道具であり、その主な役割は、運転中の安全を確保することです。
なので、本来の利用目的ですら明らかに設置を嫌がったりした場合は浮気の疑惑は深まりますよね。
ドライブレコーダーを設置をすることで、少なくとも車を使用した【不倫旅行】や【ドライブデート】を抑制する可能性はあると思います。