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「私が出会った結婚詐欺師たち」voicy.7

こんばんは。夫婦の悩み解決を目指す夫婦カウンセラーで元大手探偵事務所相談員のコマです。

 このチャンネルはどん底サレ妻から再婚し、人生を諦めなくて良かったと実感している私が、
探偵事務所の実態や【不倫】【離婚】【再婚】といった、
夫婦の悩みを解決する方法を一緒に探すチャンネルです。

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※このコラムは2021年6月1日のvoicyの音源の内容を元に作成しています。

実際にあった案件

 今日は実際に私が担当した嘘みたいな本当の案件を簡単にお話したいと思います。

結構、探偵事務所にいるとドラマみたいな話って日常です。

事実は小説よりも奇なりこれにつきます。

さて、中でも印象に残っているのは結婚詐欺だった案件ですね。

【結婚詐欺】案件自体は結構あります。

マッチングアプリなどの出会いもそうですし、結婚相談所やサークル、いろんな所に結構詐欺師はいます。

親にも会うし、実際すごくいい人で親の信頼を勝ち取るんですよね。

それはやっぱり詐欺師だからっていうのもあるんですけれども、みんな信用しちゃうんですよ。

ただ!経歴が結構びっくりするほど嘘臭い。

良すぎるんですよね。

高学歴高収入とにかく超ハイスペック!

名刺なんかもきちんと用意していて、安心させるんですけど、調査するとその会社自体が存在しなかったり、他人の名刺だったり適当に作り上げられたものだったりします。

で、結構あるパターンなんですけれども、「「マンション買おうかと思ってる」って話を持ちかけられるんですよね?

それはまあタワマン率が高いんですけれども、お金はあるんだけど、例えば株とかなんらかのドル建てとか、日本円ではないと。

今すぐ現金化できなくて、でもこの物件は押さえておきたいから、ちょっと「後は全部俺が一括で払うから頭金の数百万だけ用意して欲しい」って必ずすぐ返すからとかって言ってくるんですよ。

あとはパターン的には投資パターンですね。

ご両親とすごく仲良くなって投資話を振ってくる。

自分もこれだけ投資してるけど、ものすごくいいから一緒にしないかみたいな感じですね。

実際に 500万。もう既に払っちゃって、ちょっと怪しいなと。

さすがになんか不安言ってることの割には、大きなことを言うわりには、なんかどうもどこに住んでるかもいまいち怪しいし。

なんかどうも、娘にお金出させてる気がするっていうので調査したんですけど。

調査してあんまりお金返ってくるパターンて結構少ないんですけど。

その方は見事取り返せました。すごいですよね。

とんでもない手口

 結婚詐欺師で、前科がある人だったっていう例もありました。
面談の時点で絶対おかしいって思って聞いてて、「いやいやいやいや、この人は詐欺師じゃないの?」って話しながら進めてたんですけど。

元々はご両親経由で知り合って、ご両親がお嬢様に紹介したそうなんですよね。

守秘義務があるので詳しくお話しできないんですけれども、まさか自分が紹介して結婚の話が出ている、その彼が結婚詐欺師とはね。

ちょっと信じられないし、信じたくないしすごいショックだしっていうことで。

ちょっとね、え?て思いながら、ある日ふっとお金の話が出て、なんとなく嫌な予感がするし、まあ絶対ないと思うけど、念のために調査しようかなと思ったんですけど、結果はすぐにね。出ました。

もう詐欺師で前科もあったんで、同じように結婚詐欺で捕まって出所後また結婚詐欺をしてたと。

ね、さっきもう 500万払っちゃった人がいるって言ったように何百万多かったら本当に何千万ってお金をテレビみたいですけど、騙し取られちゃう事ってあるので気をつけてください。

 詐欺師じゃないんだけど、家族代行業まで使っていた人もいました。

私、その時初めても家族代行業っていう存在、本当に実際ある仕事なんだっての知ったんですけど。

独身と嘘をついて交際してたんですね。

両家の顔合わせも済ませて、式場も予約してっていうところで急に、「「実は余命 3 ヶ月だ。もうちょっと連絡も取れない」で、一方的に別れをつけられて音信不通になった。

その時初めてね、自分の相手のきちんとした実家の住所を知らないなっていうことに気がついて、不信感を覚えてまさかだよねと思って調査された結果。

既婚者であるっていうことが発覚しました。

顔合わせの時には、この両親を家族代行業に依頼してたんですね。

昔、【プライベートアクトレス】っていう漫画があって、榎本加奈子さんが主演でドラマ化されたんですけど。

依頼を受けたら何でもその役を演じます っていうドラマだったんですけど。

本当にこの人間のレンタルサービスがあるんだって。

すごく!衝撃でしたね。まあ、別れさせ屋とかも本当にあるんで、世の中何でも職業があるんだなって思いました。

 こういったことでももちろん婚約破棄になりますので、慰謝料請求の可能な案件になります。

婚約指輪を渡していたり、こんな風に式場を抑えてるっていう場合は、法的にきちんと証拠を取れば罰することができます。

それにしても既婚者でね、ここまで大掛かりなことするかっていうのはすごく、もうちょっと考えられないって言うかひどいなあと思いましたね。

結婚調査をすると独身と話してた人が既婚者だったっていうことは、まぁ多々あるんですけれども。

それでも家族代行業雇ってまで っていうのは私が担当した中では、あとにも先にもこの件だけでしたね。

で、結婚前にやたらこうこっちの家族には自分の家族には入り込んでくるのに、自分の両親にはなかなか合わせようとしないとか。

辻褄が合わないことがあるなんてこと感じたら、やっぱり何か隠してることの方が多いので、調査をする方がいいと思います。

婚前調査

 関西では割と昔から【釣り書】とか【釣り書き】っていうのがあって。

お互いの家族を生年月日とか最終学歴とか仕事とかそういった履歴書みたいな感じで簡単に書いて、父方や母方の祖父母の出身地くらいまでの情報を交換するっていうのはあるんですけれども。

関東だと多分、【身上書】って言ったりするかな?

最近はまあそれも段々と無くなってきたので、戸惑われるご両親っていうのは多いです。

昔だとね。【釣り書】とが【釣り書き】があって聞き合わせっていうので、結構も何でも分かったりしたんですけれども、個人情報保護法なんかも出てきましたし、もうちょっと調べるのが難しくなってきたかな?っていう時代ではあります。

 でもこう借金があったり結婚してたり、っていう場合はまた少しでも早くわかる方がいいと、籍入れてしまってからは大変なので入籍は簡単だけど籍を抜くっていうのはね、すごく大変なので。

「釣り書の裏取りをしてほしい」っていう調査が多いんですけど。

その他にも近隣風評とか行動調査を希望されるっていう方も多いです。

もちろんね、何も悪いところがなくてすごくいい ご縁ですね。ってこう末永く幸せに、て笑顔で報告書を渡せるパターンもあるし。

本当に調査して良かったですね。子供はすごい辛いだろうけど、今すぐもう弁護士事務所に行った方がいいですよ。とかも早く別れなきゃっていうパターンもやっぱりあります。

何でもかんでも丸裸にできるわけではないんですけれども、やっぱり結婚前調査はしておいた方がいいのかなと思いながら、私の自分の子供たちが結婚する時はどうしようかなーと思うような感じでした。

というわけで。簡単ですが衝撃だった結婚前調査のお話でした。

聞いてくださり、ありがとうございました。

またお願いします。

 

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