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「浮気調査の依頼って離婚のため?」voicy.5

こんばんは。夫婦の悩み解決を目指す夫婦カウンセラーで元大手探偵事務所相談員のコマです。

 このチャンネルはどん底サレ妻から再婚し、人生を諦めなくて良かったと実感している私が、
探偵事務所の実態や【不倫】【離婚】【再婚】といった、
夫婦の悩みを解決する方法を一緒に探すチャンネルです。

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※このコラムは2021年5月28日のvoicyの音源の内容を元に作成しています。

浮気調査する人って?

 今日はどんな人が調査を依頼されるのかお話ししたいと思います。

浮気調査の場合、離婚したい方と修復したい方。
割合は割と半々です。
よく「私は離婚したくないんです。こんな私が依頼していいんですか?」
と聞かれることがありますが、全く問題ありません。

 むしろ修復したい人はしっかり証拠を取って相手と別れさせないといけません。
口先だけ白状して、もう別れたからとつけられ、
信じていたのに知らない間に水面下で続いていたなんてこともよくあります。

男女の関係なので、そう簡単には別れられませんよね?
子供が「またね 」って手を振って別れるのとはわけが違います。
ましてや、今はスマホ時代、いろんな方法でこっそり連絡を取ることができます。
修復を望むなら元を絶たないといけません。

原因を知ること


 私はよく病気に例えます。
なんだか体調が悪くて、原因が分かってないのに闇雲に薬を飲んだり、
闇雲に湿布を貼ったり、マッサージに行ってもあまり意味がないですよね?

きちんとどこが悪いのかを原因を探し、どんな治療をするか見極める。
経過観察でいいのか?薬を処方する必要があるのか?
それとも思った、以上に深刻で即入院なのか。

 浮気もまずどんな関係なのか、【遊び】まぁいわゆるお店の人なのか?
【本気】なのか?肉体関係は既にあるのか?
そこを把握しないといけません。

現状を把握しないで様子だけ伺っていても、2人の関係が進んでいってしまえば、
気がついた時には思った以上に状況は悪いことになっていたということはよくあります。
現状を調べ、どうするのかはその先で考えること。

実際に報告書を手にすると離婚するか、修復に向けて動くのか決まることが多いです。
浮気している方が離婚してほしいと迫ってきたとしても、
証拠があれば浮気している人は【有責配偶者】になります。

有責配偶者には選択券はありません。
離婚したくないと、こちらが主張すればそれが通ります。

修復を望む方も

 浮気調査をする場合、即離婚と結びつく方が多いのですが、
実際は修復されている方もたくさんいらっしゃいます。
修復に向けて動くにはものすごく精神的にエネルギーがいりますが、
男性の場合は特に親権のことを考え、離婚せず修復に向けて頑張る方が多いように感じます。

浮気をしていても、親権に関してはまだまだ妻の方が有利なので、
そこは私も担当して辛いなと感じることは多かったです。

 ただ過去に私が担当した案件で、妻の浮気調査だったのですが。
もともと依頼に来られた時は自分の転勤にも絶対ついていかないと固くなに言い張るし、
目も見てくれない、とても冷たくなった。勝手に一人でどこにでも単身赴任でもしてきてと言われている。
と言っていてすごく悩んでおられました。

調査をして上司と不倫関係にあることが分かったのですが。
ご主人はその事実をしっかり受け止めて、そこからものすごく変わったんです。

結婚してすごく太ってしまったからと言ってジムに通いだしてダイエットをし、
ずっと奥さんのことを名前で呼んでいなかったけれど、きちんと目を見て名前で呼ぶ。
その他にもそっけなくしていた態度を当初のように優しくする。
当たり前のことだけど、当たり前にして流してしまっていたことをもう一度見直す。
最初は冷え切った関係だった 2人ですが、最終的には家族みんなで赴任先に行かれました。

この方、浮気の事実は問い詰めなかったんです。
「相手に慰謝料請求できるよ 」と勧めましたが、それもせず。
転勤に伴って奥さんが仕事を辞めることになったから、もういいとおっしゃられました。

 ただ、知ってから 3 年は証拠能力があります。
もし何かあればそれでその時に慰謝料を請求する。
それまでは様子を見ますとのことでした。

すごいなあと思って。すごく一緒に残っています。
大切なのは真実をきちんと把握し、向き合うことだと実感しました。

浮気調査の重要性

 もちろん離婚したい方も同様に多くいらっしゃいます。
逃げ得にならないようにしっかり証拠を押さえ慰謝料請求するためです。
離婚のペースを自分に有利に進めるためでもあります。
証拠は自分を守る盾にもなるし、攻撃力を上げる剣にもなります。

日本は法社会です。証拠がないと「もう99%そうだろう?」ってことであっても、
【そうであろう】で終わってしまってそうだと断定することができません。
認められないんです。

なぜか浮気を捨てる人って強気な人が多くて、ちょっと問い詰めたくらいじゃ認めない。
むしろ強気でそのまま逆切れ、そしてなぜかされた側が弱気です。
こんなこと言われちゃった。こんな風に攻められた。もしかして私が悪いのかな?
私もそうでした。

話し合っていると、論点をずらされて何を話していたのかわからなくなるし、結局何も得ることができずに終わる。
ただ、疑ったという事実だけが残ってしまう。そうなると最悪です。
もっともっと深く警戒されてしまって、どんどん証拠が見つからなくなります。

 だからこそ、まず大切なのは証拠を取ることなんです。証拠は自分のことも強くしてくれます。
離婚する人も再構築をする人も共通して必要なことは真実を知ることです。
現状を知ることで自分自身も変わります。
どこで何が起きているのかしっかり見てください。

もちろん真実を知ることは痛みが伴います。
どん底に突き落とされるかもしれませんが、何かを変えるには痛みを伴うことだってあります。
自分の人生です。見て見ぬ振りばできません。

もしどこか自分の人生に膿がたまってしまったとしたら、いつかはしっかりと出さなきゃいけない。
そのための調査でもあります。

なので、浮気調査の場合は離婚したい方も修復したい方も。
いろんな気持ちを抱えてこられますが。
それ以外の調査でも。探偵に依頼される方の気持ちは一つ、
真実を知りたい。真実を把握したい。これだけです。

 ちゃんと伝わっているかどうか、私の話し方が下手くそでごめんなさい。

今日の放送はこれで終わります。ありがとうございました。

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