こんばんは。夫婦の悩み解決を目指す夫婦カウンセラーで元大手探偵事務所相談員のコマです。
このチャンネルはどん底サレ妻から再婚し、人生を諦めなくて良かったと実感している私が、
探偵事務所の実態や【不倫】【離婚】【再婚】といった、
夫婦の悩みを解決する方法を一緒に探すチャンネルです。
\ 音声で聞くにはコチラ /
※このコラムは2021年5月27日のvoicyの音源の内容を元に作成しています。
当時の心境
こんばんは。今日は当時サレ妻だった時の心境や、離婚報告を親にした時のお話をしたいと思います。
私の場合、2回されてるので何回どん底に落とされるんだ?っていう話なんですけれども、
1 回目はとくに警察にも行くし、慰謝料請求もされるし、普通じゃないでしょう。
って、自分でも思う程にどん底でした。
誰にも話せないし、ママ友とお互いの家の話をして、夫の話になった時なんか心を殺してました。
笑って話してるけど、会話なんて頭にも全く入らない。
この場から早く立ち去りたい。いち早く帰りたい。
今は幼稚園にいるけど、さっきまで私、警察に面会に行ってたんだよ。って心ここにあらずでした。
なんだか自分がとても惨めに思えて、真剣に過去に戻る方法を検索してました。
未来人の話とか探したり、自分もどこにかこの人生を変えたいってずっと思って。
なぜか黒魔術とか白魔術の検索したし、デスノートも真剣に探しました。
夫のことは許せない。でも 1人で子供を育てられないし、親にも兄弟にも言えない。
自分なんか、いつ居なくなってもいいんだって。 本当に思ってました。
食べれない、眠れないで体重もあっという間に減って肌も荒れ放題。
生きた心地はしていませんでした。
それでも当時は何とか修復しようって思ったんだから、我ながら、すごいというか何と言うか?
今思うと自分に全く自信がなかったんです。
全てにおいて。
子供をちゃんと育てていけるのか?お金を稼いでいけるのか?
ここにいれば生活は安定しているし、子供達から父親を奪うこともない。
それに離婚したって周りに報告する勇気もありませんでした。
ましてやその理由が浮気されたなんて、世間体を気にしたっていうのもあるし、
私は友達の中でも結婚がすごく早い方だったので、
周りからいいなって言われることに何とも言えない感じを 覚えてたんだと思います。
自分自身が悪かったんだと思って、受け入れようと頑張りました。
でもきっと元々合わなかったんだと思います。彼と。
色々あって何だかんだで結構早めに再構築は諦めて、熟年離婚しようと考え方をシフトさせました。
でもだから 2 回目があったんだと思います。
神様がもういい加減気づけよって教えてくれたんだろうなーって思ってます。
早よ動け~って。
で、数年後にまたされちゃうんですよね。その時は決意しました。 離婚しよって。
すごくスパンって心固まりました。
離婚するなら少しでも早くしないと、職歴なしの 30 代専業主婦は生きていけないと思ったんです。
少しでも早く動いて就職先を探して出来ることをしないといけない。
1 分、1 秒も無駄にしてはいけないと思いました。
職歴なし っていうのが自分の中でもやっぱりだいぶネックでした。
同級生はもう既にキャリアを確実に積み上げて、自分で稼いでる。
私はずっと養ってもらってた。
どうやってやっていくんだろうっていうと心配していましたが、
その時にはもう最早ここから飛び出したい、しかありませんでした。
両親への報告
探偵事務所に行って証拠を取ってまず姉に相談しました。
親に言う前に。まず話しやすかったの姉でした。
昔からよく一緒に出かけたり、結婚してからも子供達の面倒を見ていてくれていた姉は、
ずっと寄り添っていてくれたんです。
でも、いきなりズバッと言うこともできなくて、私が前に投稿した知恵袋の質問を読んでもらいました。
ねえ、この人どう思う?そんなことあったら許せる?
っと最初は自分が投稿したとは言わずに、姉の意見を聞いて、そこからネタばらし。
しかも、今もまたやってるって伝えると。
「離婚しなよ」と即答。
仕事のことや、いつ親に伝えるかも一緒に考えてくれました。
私以上に泣いてくれた姉には今も感謝しています。
その後で親に言うんですけど、姉に言うよりも親に言う時の方がものすごく胃が痛かったです。
私の親族は離婚してる人がいなくて、そんな話題とは無縁だったから余計に。
私自身その結婚の時に母や叔母が着た白無垢を着てるんですよね。
「これを着てる人はみんな夫婦円満なのよ」って言われながら「だからあなたも大丈夫よ 」って親に言われながら着て、写真を撮ったのを今でも覚えてます。
そういう記憶がずっと頭にチラついちゃって余計言い出しにくかったんです。
なんだかものすごく親不孝をしているような気がして。
この先のことを伝えるのに一言を言うのに、とにかく辛かったしんどかったです。
最初の一言は今も忘れません。
あの時の実家のリビングの情景っていうのがもう目に焼きついてて、多分一生忘れることはないと思います。
『お父さん。私 旧姓に戻りたい。』
一言そう告げました。テレビを見ている父に。
その言葉に父も吹き出しました。
慌てて机にやってきて、私の目を見て「どういうことか説明してほしい」ときちんと話を聞いてくれました。
1 回目のこと、2 回目のこと、全て話すと父は「離婚しよう」と弁護士の手配や別居準備の手配を手伝ってくれました。
普段絶対に謝ることなんかない父が、唯一私にその時に謝ったんです。
1 回目の浮気が発覚してからは、結構週末も実家に泊まりに帰ったり、実家の姉一家と旅行に行ったりしていてよく父に怒られてたんです。。
「嫁に行った身分で実家に帰ってばっかりいたらダメ。用事すんだら早く帰れ」って。
何回か『何で?実家なんだからいいじゃん』と反応して、父とは喧嘩みたいになったことがあったんですけど、
「お前がしょっちゅう帰ってきたのは家にいたくなかったからやねな。 ごめんな。悪かった」って。
話しながら泣いてた私も、この言葉でさらに号泣しました。
何も話していなかったのは私なのに。
幸せになるって、いち早く家を出たのは私なのに。
たくさん応援してもらったのに、夫にも良くしてくれていたのに、
『なんでお父さんが謝るの? ごめん、なんて言わせてごめんなさい 』って泣きました。
それは今でも忘れられません。めちゃくちゃ心配だったはずです、親の方が。娘と孫の今後に。
証拠を取った後は揉めたので調停に行くんですけど、その時もたくさん応援してくれました。
父は動じない人なんです。ドンと見守ってくれる人。だから余計に心強かったです。
すごくすごく尊敬しています。
だからもう絶対に離婚した後は、今よりもずっとずっと 100 倍幸せになるって決めてました。
今はもう実家に帰ることっていうのはとても少ないし。
再婚して夫婦仲良くしている姿を見せれるので、安心してくれてるかなと思います。
離婚っていうのはとにかく勇気もいるし、不安もいっぱいだったけれど。
黒魔術を検索したり、デスノートを探したり過去に戻りたい ってネガティブなことばっかり考えていたから。
そこから抜け出せたっていう意味でもとても大きいです。
じゃあ今日はここまでです。
聞いてくださってありがとうございました。