こんばんは。夫婦の悩み解決を目指す夫婦カウンセラーで元大手探偵事務所相談員のコマです。
このチャンネルはどん底サレ妻から再婚し、人生を諦めなくて良かったと実感している私が、
探偵事務所の実態や【不倫】【離婚】【再婚】といった、
夫婦の悩みを解決する方法を一緒に探すチャンネルです。
※このコラムは2021年6月14日のvoicyの音源の内容を元に作成しています。
突然帰らなくなる夫達
こんばんは。元大手探偵事務所の相談員で、夫婦カウンセラーコマです。
今夜は私が実際に担当した中でも、割と多い内容であった浮気調査についてお話ししたいと思います。
なぜか似たような案件っていうのはな集中してその担当に重なるもので、私が一時すごく集中していたのは【突然夫が出て行ってしまった】というパターン多かったんですね。
本当にもう突然ある人は朝、荷物をまとめて『もう今日から帰りません』という宣言をして出勤したまま帰ってこなくなったと。
会社から連絡は来ないから実際にちゃんと出勤もしてるし、一応LINEも既読になったり、「話し合いをしたい 」って言ったら『分かりました。週末帰ります』とか、きちんと返答があると。
またある人は元々週末とかに奥さんが子供と実家とか帰ったりしてたんです。
けれども、週末実家帰ってて日曜日の夜に自宅に戻ってきたら、もうご主人がいなくなっていたっていうパターンね。
まぁいつか帰ってくるかな?って、その人は様子見てて様子見てたけど。
1週間経っても2週間経っても帰ってこなくて1ヶ月経っても帰ってこない。
でもきちんと月々お給料が彼女の口座、依頼者さんの口座に振り込まれるから、ちゃんと仕事は行ってるし。
その方もLINEで連絡のとれるんですよね。
「帰りますか?」『帰りません。』みたいな感じで理由は言わないけれど帰りません。
まあ、お給料も振り込まれるんだけど、このままだったらいつ振り込まれなくなるか分からないし調査します。っていうパターンで。
後は本当にすごく仲良かったのにある日突然喧嘩して、『もうお前のこと本当に嫌になったもう出ていく』っていう宣言をして出て行ってしまった。
こういったパターンの調査っていうのがすごく集中的に重なったことがありました。
年齢層に共通点はなくて、30代だったり、40代50代、子供の有無っていうのも、もうバラバラ。
まだちっちゃい子供がいた方もいれば、子供を成人してますっていう方や子供いませんっていう方、その辺は共通点はなかったんですけれども。
一気にその時集中して5件ぐらい似たような「え?また今日も依頼者さんも突然出ていかれたパターンですか?」ということは続いたことがありました。
突然の家出を調査する難しさ
そういう時はやっぱり大概女性と一緒に住んでいます。
基本的に会社から連絡がないっていうことはきちんと出勤してるということなので、退勤後に調査をスタートします。
ちゃんと会社に出勤して、会社から退勤するっていう方は割と調査しやすいんですけれども。
営業さんや色んな所に事業所があってエリアマネージャーなんかをしててどこに行ってるかわからないんです。
っていう方の場合はすごく大変です。
直行直帰なんかがあるとスタート地点が定まらないので、すごく大変だったりはします。
ただ勤務先から狙うしかないので。
勤務先からどんなとこに帰宅するのかっていうのは尾行して。
帰宅先を判明して後はそこから例えば週末なんかに設定してお休みの日に誰と出てくるのか?っていう調査。
そこで生活している様子があるかないか、そこにずっと寝泊まりしてるんじゃないか?っていうのもしっかりと調査します。
なので翌日ネクタイが違うとか、洗濯物が男性の分も洗濯されているとか、そういったところもしっかりと調査できれば、そこに住んでるんだなということが立証できるので。
難易度の高い調査ではあるんですけれども、本当に早く調査しておかないと勝手に離婚届を出すパターンなんかもあるので。
今お給料を振り込まれてるから安心っていう方もいらっしゃるんですけれども。
いつ振り込まれなくなるのか、いつ会社を辞めて違うところに就職しちゃうのか?
転職するのかっていうのも分からないので。
もう出て行って1ヶ月2ヶ月で自然と帰ってくるでしょうと、様子を見るのではなくて。
連絡取れてるから安心。会社行ってるから安心。
ではなくて、もうすぐにきちんと調査するっていうことをお勧めします。
私が基本的に受け持った中で、基本は全部ちゃんと退勤後にキャッチして。
大抵は 【1人暮らしの女性の家にもう住んじゃう】っていうパターンはすごく多くて取れたんですけれども。
一件だけ多分、シェアハウスに帰って行ったんですね。
そこの女性と一緒に 2人で手繋いだりとか買い物してるシーンは撮れたんで、恐らく彼女なんでしょうけれども。
シェアハウスっていうのが結構グレーのところというか証拠にするには難しいレベルだったんで。
重ねて連日調査をしたんですけれども、それをどう判断するかっていうのは、もう弁護士さん任せ弁護士さんの判断になる。
ちょっと難しくて、私自身もどうしたら一番依頼者さんが求めてる物をとってあげれるかなって頭を悩ませた調査でもありました。
本当にワンルームとか。まあ単身向けのマンションであれば証拠能力っていうのは上がるんですけれども。
シェアハウスとなると本当に友達の家に居候してます。っていう言い訳も通用してしまうので、すごく難しいグレーな本当に何とも言えない、後味の悪い調査結果になってしまったんですけれども。
あとは基本的にはやっぱり女性と2人暮らしっていうことが多かったので、まずはしっかり証拠を抑えて慰謝料請求をして、ご主人を連れ戻すっていうことが多かったです。
中にはやっぱりね、ここまでされたら受け入れられないと言って、離婚を選択された方もたくさんいらっしゃるんですけれども。
早めに対処しましょう
皆さん、「あのままほっとかなくて良かった」っておっしゃってくださったので、それは本当に調査してどこで誰と何をしているのか?っていうのを知ることは無駄ではないなーとつくづく思いました。
本当にね、さも当然かのように荷物をまとめて『もう帰りません。』っていう人は意外といるんですね。
聞いてると「え?何?サイコパス? 」って思っちゃうんですけれども。
突然自分の全然知らないところで水面下でいつの間にか出ていく準備までしてて。
私だけが知らないまま、夫と浮気相手との間ではもう一緒に暮らすことが決まってて、強行突破のように出て行ってしまったというドラマのようなことっていうのは実際に起こり得るので。
もし何か怪しいなと思ったり、本当に出て行ってしまったその時には様子を見ないで、なるべく早めに調査に動くことをお勧めします。
ほんとにこんな事ってドラマ以外でも現実にあるんだということがあるので、その辺は自分だけは安全と思わずに、ちょっと気をつけながら、パートナーの様子を再チェックしてみてください。
どうもありがとうございました。