こんばんは。夫婦の悩み解決を目指す夫婦カウンセラーで元大手探偵事務所相談員のコマです。
このチャンネルはどん底サレ妻から再婚し、人生を諦めなくて良かったと実感している私が、
探偵事務所の実態や【不倫】【離婚】【再婚】といった、
夫婦の悩みを解決する方法を一緒に探すチャンネルです。
※このコラムは2021年6月11日のvoicyの音源の内容を元に作成しています。
見逃した結婚前の違和感
こんばんは。元大手探偵事務所の相談員で夫婦カウンセラーのコマです。
今日はですね、私が反省していることをお伝えしたいと思います。
なにを反省してるかというと、前の結婚について元夫は元姑との関係についてなんですけれども。
【結婚前に感じていた違和感をそのまま見て見ぬふり】をしていたということです。
どんな違和感があったかと言うと、例えば私夫との交際は結構長くて約 5 年ほどお付き合いしていたんですけれども。
デート中にしょっちゅう元姑、彼のお母さんから「買い物終わったから迎えに来て 」っていう電話がありました。
で、元夫は一緒にデートしてる私には何も確認せずに、「またおかん呼んでるわー」って言ってすぐにハンドルを切るんですね。
『いやいや一緒にいる私に何も聞かないの?今からお茶しに行こうとしてたよね 』とか思ってたんですけど、なんか彼のお母さんの邪険に扱うのもな。って
私のわがままかもしれないなーなんて思って。
モヤモヤを抱えながらも笑顔で一緒に迎えに行っていました。
それが月のデートしている半分はよく呼び出しとか、タクシー代わりに使われていたっていうこと。
よくありました。
価値観の違いが原因で破局した経験から学んだこと
その他にも結婚式の時、新婚旅行先にも勿論口を出してきて勝手にツアーを予約されたりとか。
引き出物に関しても、私の実家がすごく愛用している食器メーカーがあって。
そのこと自体、元夫と姑も知ってるはずなのに「私は好きじゃないのよね 」とか言って、全然違う自分の好きなものを選ばせようとするとか。
育ってきた環境が違うので価値観の違いっていうのは否めないし、仕方がないことなんですけれども。
お互い譲り合うとかではなくて、片方の我慢だけ。
そういうので成り立ってる関係っていうのはやっぱり長くは続きません。
結婚してからも私が浮気発覚した後に元夫に対して態度ちょっと冷たくなった時なんかは、すごく後からお怒りのメールが元姑から届いたり。
小姑、元夫の姉からも「あの態度は何なんですか?」みたいなお怒りメールが届いたりとかしてました。
なので結構『あれ?なんかこの人たちと価値観違うかも合わないかも。』って思っていた、気がついていたにもかかわらず。
割と『大丈夫かな?これくらいは私が我慢しなきゃいけないかなー?』と見て見ぬふりをしてきていた。
目をつぶっていたっていうことに関して、すごく反省しています。
きちんと「そうは思わない。おかしいと思う」ということを伝えたり、伝えた時の反応でちゃんと見極めればよかったんじゃないかなと思います。
ただ私の場合は新婚旅行の時なんか、すごく行きたい場所があったからその場所じゃなくて【ここ】に行きたいんだと元夫に伝えたところで。
姑から「まぁあなたが行きたいんだったら、どうしてもそっちに行きたいんだったら勝手にすればいいけど。でもね~あの子はね~」といったお怒りのような、すごい長いメールが来たこともあったので。
元夫や元姑は、私が【イエスマン】自分の言うことをしっかりと答えて聞いてくれる人がいい。
私と元夫は結構歳の差が 10 もないですけど、ちょっと年の差があったんですけれども。
その理由も何で年下が良かったかって言うと、自分の意見に素直に聞いてくれる人がいいっていう理由だったんで。
今考えるとその時点でおかしいだろ、モラハラ気質はあるだろう、と見抜けそうなんですけれども。
なんせ当時の私は若かったので、それもまぁ仕方ないのかなーと思ってました。
なので、そういった点っていう自分とは違う価値観を本当に納得して受け入れられるのであればいいんだけれど。
自分が間違ってる気がするとか、自分が我慢していればいいんだっていう考えだけで続けるっていうのはやっぱり不可能です。
いつかどこかで【ひずみ】が来て、自分の体がやられたり心がやられることもあるし。
相手が調子に乗って遊びだして、結局ダメになるっていうこともあります。
なので多分私の場合は何回もあったんですよね、彼と別れるきっかけっていうのも。
結婚前でも婚約期間中でも別れることはできたのに。
現状を変える今を変えるっていう勇気が私になかった、当時の私にはありませんでした。
その点っていうのはあの時の自分も弱かったなあ。悪かったなあっていう感じでは思っています。
現状を変える勇気
そしてもう 1 個思うのは、やっぱりその違和感を抱えたままだと絶対どこかできちんと現実を見ろよっていうタイミングが誰でもやってくるんだなと思います。
実際、依頼に来られる方の面談をしていても、それは男性であろうとの女性であろうと、いや今までいっぱい気づくきっかけあったよね。でもそこ見て見ぬふりしてきましたよね。という方は多いです。ほとんどがそうです。
やっぱりなって思ってた。今までどうにかしなきゃいけないなと思っていた。
でもできなかった。そのまんまずるずる来てしまって今に至ります。
っていう方結構多いです。
なので、一番必要なことっていうのはやっぱり現状を変える勇気です。
手放す勇気になるかもしれないし、逆に現実をしっかり見ることによって、相手に伝えることによって、お互いにいい方向に行くことだってもちろんあるので。
別れだけじゃなくて、【夫婦再生】【パートナーとの関係を再生する】という意味でわかることもあるので必要かなと思います。
やっぱり人間って誰だって口で伝えないと分からないんですよね。
どれだけ仲が良くても相手の腹の中までしっかり見るっていうことはできません。
なので、きちんと話し合う伝え合う。
きちんと自分自身とも向き合うっていうことが本当に必要なんだなと、今ではすごくよく分かります。
当時の自分に伝えれる機会があればっていうのもあって、私はこのサレ妻だった期間にもうタイムマシンとか過去に戻る方法っていうの必死で探したんですけれども、実際にタイムトラベラーの話とかを 2 チャンネルで見ては真似しようとしたりとか真剣に考える程だったんですけれども。
過去の自分に伝えれるとしたら、あなたはあなたのことを信じなさいと。
何も自分を殺してまで一緒にいなくていいんだよということ。
そして頑張りすぎるなよということを伝えたいなと思います。
当時若かったし、周りでまだ結婚してる友達っていうのも少なかったから、なんか自分が結構できるとか、まだまだ頑張らないと。
周りの友達はみんなお仕事頑張ってるんだから、私は結婚生活を頑張らないといけない。
良い嫁でいないとといけない。妻じゃなきゃダメなんだ。
そういう風にすごく自分自身に聞かせてたように思います。
無理をしない夫婦関係っていうのは、やっぱりお互いが譲り合う。
お互い受け入れ合う、お互いのことを思い合うっていうことが一番なので、違和感を感じてその違和感を伝えられない。
その違和感について一緒に話し合えないようであれば、ちょっといろんなことを考え直した方がお互い幸せになるんじゃないかなと思いました。
どうも、いつも聞いてくださりありがとうございます。
今日のお話はここまでです。
では、またよろしくお願いいたします。